2023年8月31日(木)

長沢芦雪《大黒天図》が再発見され、福美コレクションに追加されました

『蘆雪名画選』(恩賜京都博物館編、1937年)に掲載され、その後「近世異端の芸術―若冲・蕭白・芦雪」展(新宿・小田急百貨店、1971年)で展示された後、行方が分からなくなっていた長沢芦雪の作品「大黒天図」が、52年ぶりに再発見されました。この度、本作品を福田美術館が所蔵したことをご報告します。

先日8月29日にて開催された発表会にて、報道陣にお披露⽬されました。

美術史的にも重要な出来事となったこの再発⾒に合わせ、お話をうかがった美術史研究家の辻惟雄(つじのぶお)⽒は、本作について「芦雪の⼤変なエネルギーの発散、ピークの時の作品ではないか」とコメント。

↓↓↓ 辻惟雄氏のインタビュー↓↓↓

本作品は10⽉18⽇(⽔)より「ゼロからわかる江⼾絵画 ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー」展にて、福⽥美術館で初公開となります。