2021年10月1日(金)

トラ時々ネコ 干支セトラ

2022年は寅年、そして猫の年

2022年は寅年ということで、与謝蕪村、円山応挙など江戸時代中期に活躍した画家や、竹内栖鳳や大橋翠石ら明治から昭和にかけて活躍した有名画家が描く虎の絵を主役として、他の干支の動物を描いた作品なども福田コレクションの中から厳選して展示いたします。また2022はニャーニャーニャーとも読めることから、愛らしい猫を描いた絵画も「時々」並べて展示いたします。

トラ、ネコ、ネコトラ

虎はインド、中国からロシア、東南アジア一帯に生息するネコ科の動物。中国や朝鮮半島では、武勇や王者の象徴とされていました。虎の生息していない日本でも龍とともに霊獣とされ、絵画や工芸品などの意匠として用いられてきました。江戸時代の画家たちが虎を描くときに参考にしたのは、中国などから輸入された毛皮や絵画でした。そのため、頭のすぐ後ろで肩が盛り上がっていたり、前脚の関節がなかったりと不自然な姿をしています。よく分からない部分は実際に観察できる猫を参考にしていたため、猫のような虎“ネコトラ”がたくさん描かれました。

やがて明治時代に入って虎が動物園で飼育され始めると、竹内栖鳳、大橋翠石をはじめ多くの画家が写生に通い、写実的な虎を描くようになります。第1展示室では江戸時代に描かれた猫のような虎図、明治時代以降の画家が実物を見て描いた虎図とともに、江戸時代から昭和にかけて描かれた猫図もご紹介します。

干支(えと)セトラ

子(ね)から始まり亥(い)で終わる干支は、月日や時間、方角を表すために定められ、その起源は古代中国にさかのぼるとされています。干支の12種類のいきものが選ばれた理由については様々な説がありますが、日本では自分の干支を知らない人はいないと言えるほど浸透しており、多くの芸術家たちの題材となり、絵画や工芸作品として表現されてきました。第2展示室では、子・丑から始まる干支のいきものを描いた絵画を通して、生態や、人とのかかわりなどをご紹介します。併せてパノラマギャラリーでは、「干支に選ばれなかった」猫の絵もお楽しみください。

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展覧会概要

タイトル トラ時々ネコ 干支セトラ
会期 2022年1月29日(土)~  2022年4月10日(日)
開館時間 10:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日 火曜(祝日の場合は翌平日)
入館料

一般・大学生:1,300(1,200)円
高校生:700(600)円
小中学生:400(300)円
障がい者と介添人1名まで:700(600)円

※( )内は20名以上の団体 料金
※幼児無料


嵯峨嵐山文華館両館共通券
一般・大学生:2,000円
高校生:1,000円
小中学生: 550円
障がい者と介添人1名まで:1,000円

福田美術館のオンラインチケットをご利用の方は、嵯峨嵐山文華館を団体割引料金で利用可能。従って、共通券と同じ金額で両館を利用することができます。