2020年12月27日(日)

美人のすべてリターンズ

あの「美人のすべて」がパワーアップして帰ってきた

2020年に開催いたしました「美人のすべて」は、ご好評いただいたにもかかわらず新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、やむなく会期途中で閉幕となりました。そこで今春、「美⼈のすべて リターンズ」と称し、新たな作品を加えさらに充実したラインナップで再構成した美⼈画展を開催いたします。

 

池田蕉園・幻の作品「もの詣で」を114年ぶりに公開

池⽥蕉園(1886-1917)は東京出⾝の⼥流画家で、師である⽔野年⽅が上村松園の活躍にあやかるよう「園」の⼀字をとって「蕉園」と名付けました。その期待通り、美⼈画の名⼿として上村松園と並び称されましたが、惜しくも31歳で早世。今回再発⾒された池⽥蕉園作の「もの詣で」は21歳頃に制作され、第1回⽂展で3等賞を受賞した作品で、出品後⻑らく⾏⽅不明となっていた「幻の作品」です。さらに、その⽂展の3等賞において上村松園の「⻑夜」は第1席を受賞しましたが、同作品も福⽥コレクション。本展で114年ぶりに2つの作品が同時に展⽰されることとなります。

左:池田蕉園「もの詣で」(部分) 右:上村松園「長夜」(部分)


福田コレクションの上村松園作品すべて見せます

⾔わずと知れた美⼈画の第⼀⼈者・上村松園(1875-1949)は、⼥性が画家として⽣きることが困難だった時代に独⾃の美⼈画で道を切り開き、その功績により⼥性として初の⽂化勲章を受章しました。本展では前回初公開で話題となった「雪⼥」を含む松園の世界をご堪能ください。福⽥美術館所蔵作品24点すべてを、前期・後期に分けて公開いたします。


今回は特別に「夢二美人」を追加

2Fパノラマギャラリーには、前回の「美⼈のすべて」展には無かった、⽵久夢⼆による美⼈画のコーナーを設けました。「⻑崎⼗⼆景」(前期展⽰)や「⼥⼗題」(後期展⽰)をはじめ、「夢⼆式」と呼ばれ⼀世を⾵靡した⼥性像の数々をご紹介いたします。


春爛漫の嵐山で、福田美術館が誇る華やかな美人画の数々をどうぞご堪能ください。

 

タイトル 美人のすべてリターンズ
会期 2021年4月24日(土)~  2021年7月4日(日)
○前期:4月24日(土)~5月31日(月)
○後期:6月2日(水)~7月4日(日)
※5月4日(火)・5日(水)は開館、5月6日(木)は休館
開館時間 10:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日 火曜(祝日の場合は翌平日)
入館料

一般・大学生:1,300(1,200)円
高校生:700(600)円
小中学生:400(300)円
障がい者と介添人1名まで:700(600)円

嵯峨嵐山文華館両館共通券
一般・大学生:2,000円
高校生:1,000円
小中学生: 550円
障がい者と介添人1名まで:1,000円

※( )内は20名以上の団体 料金
※幼児無料