2025年10月16日(木)

緑寿庵清水と福田美術館のコラボレーション金平糖が発売

福田美術館では、今もなお人々を魅了してやまない美人画家・上村松園 (1875~1949)の生誕150周年を記念し、企画展「上村松園と美人画の軌跡」を開催中です。

本展の開幕に合わせ、日本唯一の金平糖専門店として178年の歴史を持つ京都の老舗「緑寿庵清水」(りょくじゅあんしみず)とコラボレーションした金平糖2缶セットを館内のミュージアムショップにて数量限定で発売いたします。

弘化4年(1847)に京都で創業した緑寿庵清水は、伝統と独自の製法を守り、熟練の職人が丹精を込めて手作りしている日本で唯一の金平糖専門店です。伝統的な製法で作られる金平糖には決まったレシピがなく、気温や天候に応じて蜜の濃度や釜の角度、温度を細かく調整しながら作られます。 これらすべての技術を習得するには20年かかるとも言われ、1種類の金平糖を作るのに約2週間をかけて製造されています。

今回発売する限定コラボレーション商品は、すりおろした林檎が褐変しないように工夫し、林檎本来の爽やかな風味をそのまま生かした「林檎の金平糖」と、上質な白桃の華やかな香りが口いっぱいに広がる「桃の金平糖」の、人気の2種類をセットにした商品です。

「林檎の金平糖」の缶には、ブルーの振袖が爽やかな美人画《春風》、「桃の金平糖」の缶には、月を愛でる楚々とした女性の夏の場面が描かれた 《美人観月》をデザインしました。 包装紙には上村松園筆《和楽之図》が全面にわたって描かれており、 自宅用はもちろん、ギフトとしても喜ばれる逸品です。

「上村松園生誕150周年記念 緑寿庵清水 金平糖セット」税込3,600円

2025年10月11日(土)~在庫が無くなり次第終了