南座「坂東玉三郎特別公演」に特別協力 ~複製パネル展示とイヤホンガイドのお知らせ
2025年6月12日(木)に初日を迎える南座「坂東玉三郎特別公演」では、福田美術館が所蔵する竹久夢二の作品がモチーフとなった演目が二つ登場します。『夢二慕情』と『長崎十二景』です。
『夢二慕情』は約40年ぶりに映像作品として新たに撮り下ろしたもので、夢二が愛した女性たちを玉三郎が演じ、夢二の半生を描きます。その中に、《長崎十二景》や《女十代》など、当館の貴重なコレクションの一部が用いられています。また舞踊劇『長崎十二景』は、夢二が描いた十二枚の絵画《長崎十二景》から抜け出したような女人像が人気の演目です。
6月12日から22日までの公演期間中、南座のロビーにて《長崎十二景》の原画を拡大した、複製パネルの展示を行いますので、公演と合わせてお楽しみください。
また、公演中にお楽しみいただけるイヤホンガイドに当館副館長の竹本理子が出演。開演前と幕間に、公演の題材となった竹久夢二の絵や夢二の恋愛について解説いたします。公演時間中だけでは配信しきれなかった全篇の解説を、公演期間中に繰り返しお聞きいただける配信カードもイヤホンガイドオンラインストアにてお求めいただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
また現在、当館ショップでも《長崎十二景》《女十代》関連グッズを取り扱っておりますので、企画展にお越しの際はぜひお手にとってご覧ください。
なお、当館所蔵の竹久夢二作品は8月30日から10月5日まで、丹波市立植野記念美術館にて開催される巡回展「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」において展示されます。