2020年3月17日(火)

大観と春草 ー東京画壇上洛ー

 

日本画の巨匠、と言えば誰もが横山大観の名を思い浮かべるのではないでしょうか。

大観は日本画界のゴールドメダリストと呼んでも過言ではなく、彼の描いた富士山の画は、圧倒的な存在感をもって我々の記憶に刻まれています。 しかし、大観の画風は当初から大衆に受け入れられたわけではなく、むしろ斬新すぎたため、「伝統を台無しにしている」という批判も受けました。 これに対して、盟友・菱田春草と共に大観は西洋画や琳派などの古美術研究に励み、新しい画風を確立していきます。

本展では、昭和9年(1934)、大観68歳のときに描いた「霊峰富士」をはじめとする大観の作品およそ30点と、36歳という若さでこの世を去った菱田春草の作品約20点に加え、川合玉堂、橋本雅邦、西郷 孤月ら日本美術院の画家の作品を展示します。

福田コレクションの中核の一つでもある、東京画壇の名匠たちの作品をお楽しみください。