2025年5月8日(木)

当館所蔵の竹久夢二作品が南座「坂東玉三郎特別公演」の題材に

京都・嵯峨嵐山にある福田美術館が所蔵する竹久夢二の作品は、彼と直接の親交があった故・河村幸次郎氏(下関市立美術館名誉館長)が収集した「旧河村コレクション」と呼ばれるもので、334点の数を誇ります。

この度、6月12日(木)から南座にて「坂東玉三郎特別公演」が公演されます。その中の映像『夢二慕情』に、《長崎十二景》や《女十代》など、貴重なコレクションの一部が登場します。夢二の作品に着想を得た舞台とともに、数々の美人画で一世を風靡した夢二の魅力にも触れる事ができます。
公演に先立ち、4月23日に開催された制作記者発表では、代表作の一つである《長崎十二景》計12点が会見場に展示されました。


会見の内容は松竹の歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」に掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
また、公演期間中(6月12日~22日)は、南座のロビーにて同作のパネル展示を行いますので、公演と合わせてお楽しみください。
当館ショップでも関連グッズを取り扱っております。

なお、当館所蔵の竹久夢二作品は8月30日から10月5日まで、丹波市立植野記念美術館にて「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」にて展示される予定です。